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最近の政治を見ていると、どうにもなく「品格が落ちる」。
たとえばこれ。
ワガママとしかいいようがない。
日本が国難のど真ん中にいるとき、政治遊びにウツツを抜かしている。
『
毎日新聞 2011年7月7日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110707ddm005010130000c.html
自民党:内閣不信任案再提出も 石破氏「一事不再議の例外」
自民党の石破茂政調会長は6日の衆院予算委員会で、復興担当相の新設や浜田和幸参院議員(自民党を除名)を総務政務官に引き抜いたことで「内閣は大きく変わった」として、今国会に内閣不信任決議案を再提出する可能性に言及した。
ただ、不信任案は6月2日に民主党などの反対多数で否決されており、「一事不再議」の壁が立ちはだかる。
ルール破りを辞さない奇策には、菅直人首相を退陣に追い込めない自民党のいらだちも透けてみえる。
石破氏は質問で
「1回否決した後で、全く違う事態が生じたとき、二度と取り上げてはならないというのは本来の趣旨ではない」
と強調。
一事不再議の例外として内閣不信任案再提出は可能という見方を示した。
一事不再議の基準は明確でなく、
「理由を変えれば再提出できるかどうかはグレーゾーン」(衆院事務局スタッフ)
だが、実際には与党が多数を占める議院運営委員会で却下されるため、内閣不信任案が同一会期中に2回採決された例は過去にない。
与野党を超えて首相への退陣圧力が強まる中、民主党の同調が見込めるのではないかという計算もある。
■ことば
◇一事不再議
国会運営の効率性を担保するため、同一会期中は一度議決された案件と同じ案件は再び審議しないという原則。
国会法に規定はなく慣例として認められている。
ただ、何が「議決された案件と同じ案件」に当たるかは明確でなく実際の線引きはその時々の政治判断に委ねられる。
』
政治家のすべてが、今回の大地震原発事故でその品格のなさが露呈してしまった。
ただ首をすげ替えても、どうなるものでもあるまい。
見たところ、もっと悪くなりのがオチだろう。
そろそろ、解散して国民の真意を問うべきだろう。
『
産経ニュース 2011.7.7 13:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110707/plc11070713050019-n1.htm
菅首相、衆院解散を排除せず「権限の中で全力で仕事」
菅直人首相は7日午前の参院予算委員会で、
衆院解散・総選挙に踏み切る考え
があるのかと問われ、
「憲法上、与えられた権限の中で全力を挙げて仕事している」
と述べ、可能性を排除しなかった。
8月6、9両日に広島、長崎両市で開催される原爆犠牲者の追悼式典については「万難を排して出席したい」と述べた。
首相はまた、自身の政治資金管理団体が、日本人拉致事件容疑者周辺の政治団体に6250万円の政治献金をしていた問題について
「当時の党役職者(代表代行)としての職務を果たすためにローカルパーティー(地方政党)との連携支援のため寄付を行った」
と説明。
その上で
「私の判断で寄付したもので、返金を求めるつもりはない」
と述べた。
一方、海江田万里経済産業相は九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働をめぐる混乱を受け
「いずれ時期が来たら、責任を取らせていただく」
と述べ、今後、引責辞任する可能性に言及した。
自民党の礒崎陽輔氏が、混乱を理由に「腹を切れ」と辞任を求めたのに答えた。
海江田氏は安全性が確保されたとして玄海原発の運転再開を地元に要請したが、その後、菅直人首相が全原発対象の安全検査「ストレステスト」導入を打ち出し、齟齬が生じている。
』
「9月11日解散総選挙」というのは、大震災からちょうど半年の節目に当たる。
だいたい震災復興の見通しも見えてきたところである。
こういう事件にあって、半年の間にちゃんと仕事をした人、お飾りだった人、足を引っ張った人、など人物選択の要因が国民にも分かってきた。
いらない人、やめて欲しい人、ガンバッテ欲しい人など国民の判断もあろう。
この半年間の政治活動でそれが明確になってきているはずだ。
国難の非常時に力を発揮できる人、そいう人とはどういう人なのか、形が作られてきたような気がする。
そして、これからの日本にいらない人の姿も分かってきた。
大震災後のこれからをどうすべきかを考えるときである。
旧来の訳のわからない政治ゲームよりも、解散して、
新たに期待された人たちのポリシーで明日の日本を切り開いて
いって欲しいものだと思う。
「9月11日解散総選挙」
を大いに期待している。
おそらく、足の引っ張り合いにうつつを抜かしているようなみっともない政治家のいない国会を作るにはそれしかないだろう。
「総選挙待望論」、そが巷の意見だろう。
ちなみにこの選挙は勝つとか負けるとかではなくて、
選ばれた人たちに日本の将来を託す
ということが主眼である。
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