2011年7月13日水曜日

またまた故障、中国パクリ新幹線

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● 13日、中国東方ネットの報道によると、北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道G114便で何らかのトラブルが発生。
  約1時間半にわたって立ち往生し、乗客らは別の車両に乗り換えたという。
写真は乗り換え時に乗客が撮影したもの。
 



レコードチャイナ 2011-07-13 16:36:20 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=52766&type=1

華々しいデビューから2週間、
京滬高速鉄道が3度目の故障

2011年7月13日、中国東方ネットの報道によると、北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道G114便で何らかのトラブルが発生。
約1時間半にわたって立ち往生し、乗客らは別の車両に乗り換えたという。

記事では乗客の話を引用してトラブルの経過を説明。
列車は13日午前9時34分に上海虹橋駅から出発、しかし
発車当初から様子がおかしかった
といい、時速130kmの速度しか出さなかった(同路線の最高時速は300km)。
11時34分、鎮江南駅に到着すると「点検中」のアナウンスがあり、乗客らは車内に1時間半ほど待機させられた。
その後、南京から調達された別の車両に乗り換えるよう指示が出たという。

同路線は「世界で最も安全な高速鉄道」として先月30日に開業したばかりだが、
すでに三度目の故障となる。(翻訳・編集/RecordChina)




サーチナニュース 2011/07/13(水) 09:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0713&f=national_0713_038.shtml




「ネジ1本の大切さ分からず、帳尻あわせばかり」…中国で批判記事

人民日報は12日付で、中国共産党の設立90周年の7月1日に合わせるために、ガードレールや照明などの設備が間に合わないままに6月30日に「開通」した問題を題材に、
「中国の工事関係者はネジ1本の重要性を理解していない」、
「重要な記念日に間に合わせたり、政治業績を示す帳尻合わせばかりしている」
との批判記事を掲載した。

青島膠州大橋は開通後にも、
ネジのあちこちが締められておらず、
「ガードレール設置も完了していない」、
「照明設備も未完成」
などと指摘された。
人民日報は、関係者が
「通行における安全性には影響しない」
と釈明したことに対し、
「ガードレールや照明が未完成では、安全に問題が出てくることは、門外漢でも分かる」
と批判した。

さらに、式典に間に合わせるために定められた基準を無視した関係当局は
「公共の安全に対する最低限の責任感も欠落」
と指摘。
共産党設立90周年に対する奇妙な“献礼”だが、
「礼服もきちんと着終わっていないのに、賓客の前に進み出たようなもの」、
「“情熱がありすぎて”醜態をさらした」
と皮肉った。

記事は、青島膠州大橋だけでなく、ビル建設や地下鉄建設などが、驚くべき速さで進められる場合があると指摘。
「特定の祝い事や重要なイベントがある場合、大変な騒ぎになる。
とにかく間に合わせることになる。
その結果、開通した地下鉄の出入り口に、大きな土の山が残っていたりする」
と論じた。

問題なのは、大型の建設プロジェクトが「政治的業績」を顕示するための手段になっていることで、一方の施工側は「ネジ1本の大切さ」を理解しておらず、ガードレールが未設置ならば「完工していない」ということが分からない。
そのため、工事の「大躍進」には、「ネジが1本足りない」程度の欠点はつきものという。

記事は、
「大きな災(わざわ)いは、小さな問題」
から発生すると指摘。
例として、北京市で5日に発生したエスカレーター事故を挙げた。
12歳の少年が死亡し、重傷者3人を含め30人が負傷した大事故も
「直接の原因は、ネジ1本が断裂して脱落したことだった」
という。

記事は、
「スピードを理由にして安全をないがしろにしてはならない」
という常識が守られないのは、すべて「政治的業績のため」と指摘。
「『未完の工事が完工』というばかばかしい事態を再現させてはならない。
そのためには、権力が軽々しく、建設工事に干渉することをやめさせねばならない」
と主張した。


線路は続くよどこまでも
2週間で3回もの故障。
でも事故にならずによかった。
事故になる可能性が非常に大きな新幹線のようだ。


サーチナニュース 2011/07/15(金) 11:18
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0715&f=national_0715_070.shtml

高速鉄道「技術は先進的で成熟」、
「今は慣らし運転」=中国政府

中国政府・鉄道部の政治部副主任と宣伝部長を兼ねる王勇平報道官は14日午後、北京と上海を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」について、現状についての認識を説明した。
技術は先進的で成熟しているが、
現在は慣らし期であるため、故障の多発はやむをえないという。
同鉄道では、7月10日、12日、13日と、故障が相次いだ。
中国新聞社が報じた。

「京滬高速鉄路」は6月30日に営業運転を開始。全国各地で中国共産党設立90周年の祝賀活動が行われた7月1日の前日だった。
7月10日から 13日までの4日間に、正常に運行できない事態が3回も続いたことで、同鉄道は「四天三停」と揶揄(やゆ)されることになり、党・政府への信頼も低下した。

王報道官は、同鉄道で故障が相次いだことを謝罪し、鉄道部門は「慣らし期間」をできるかぎり短縮するよう、努力せねばならないと述べた。

王報道官によると、機械工学には
「製品が投入されてから放棄されるまでの期間では、信頼性について『早期故障期』、『偶発故障期』、『重大故障期』の3つに分類される」
との理論がある。
「京滬高速鉄路にも、この理論が適用できるだろう」、
現在は『早期故障期』であり、製品を放棄する直前と同様に故障が多発するが、
製品投入後の『中期』になれば、故障は減少する」
という。

一方で、中国の高速鉄道技術は「先進的で成熟している」と強調。
「京滬高速鉄路」の工事の主要指標は国内の同類の工事の最高レベルであり、世界的にも最先端。
運営と維持、治安、各種の災害発生時を含め、整った安全対策を備えており、
「それでこそ、列車事故を防止して、乗客の安全を有効に保障することが可能だ」
と主張した。

王報道官は、
「6月30日の開通以来、『京滬高速鉄路』は安全かつ平穏に運行しており、安全に影響する事故は発生していない。
全体的にみて、営業運転は良好だ。
ただし、少々の問題が露呈した」
と述べた。


通常は「慣らし運転を終えてから営業運転する」ものだろう。
営業運転が慣らし運転を兼ねている
なんてこと聞いたことがない。
現在は「事故が多発する」ことがわかっていて、
運行しているという。
事故が多発することがわかっているなら、運行を中止するのが普通だと思うが。
いったいどういう思考回路をしているのだろう。
「不思議の国、中国だ」

「営業運転中が慣らし運転を兼ねている」なんてこと聞いたことがない。



 ANNニュース
 』



時事.com 2011/07/15-15:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011071500500

「日本でもよくある」と釈明=中国版新幹線、故障多発で鉄道省

【上海時事】
開業から約2週間で故障による遅延が相次いでいる北京-上海高速鉄道(中国版新幹線)は、14日も2列車が走行不能となるなど複数のトラブルが発生した。
中国鉄道省は同日、13日までに発生した故障の調査結果を発表し謝罪する一方、
「日本の新幹線でも故障はよくあること」(王勇平報道官)
などと釈明した。

15日付の上海紙・東方早報によると、14日夕、北京南駅で列車の照明が消えエアコンも停止。
乗客は別の車両に乗り換え、約1時間遅れで出発した。
また、同日午後7時ごろ、北京南駅行きが山東省の泰安駅で停車したまま走行不能に。
別の車両に切り替え約40分遅れで出発した。
このほか、上海虹橋駅行きが江蘇省内で緊急停車。
同紙は「5日間で6回の故障」と伝えた。




サーチナニュース 2011/07/20(水) 17:06
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0720&f=national_0720_166.shtml

北京・上海高速鉄道で20日も故障、動けなくなり空調も停止

北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄路」で20日午前も故障が発生した。
列車1編成が動けなくなり、途中駅にしばらく停車した。
車内で電気も使えなくなり空調も止まった。
中国新聞社が報じた。

起点である上海虹橋駅を出発したG7138番列車が午前11時18分に蘇州駅(江蘇省)を出発してから、速度を出せなくなった。
列車は次の次の蘇州新区駅で停車しつづけた。
車内の電気も切れ、空調も止まった。扉も開いたままになったので、多くの乗客がホームに降りた。

昼食時が近づいたので、乗客は車内で調理するタイプの弁当を予約した。
しばらくすると、乗務員が「電源が使えないので調理できない」として、返金を始めた。

同列車は蘇州新区駅に約30分停車してから、運転を再開した。
今のところ、故障の原因は説明されていない。




サーチナニュース 2011/07/20(水) 11:09
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0720&f=national_0720_057.shtml

高速鉄道:とまる列車、とまらぬ故障
 …施工者「工事に問題」=中国

6月30日に開業した北京と上海を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」は、故障やさまざまな問題による遅れが「とまらない」状態が続いている。
「工事に問題があったと判断せざるをえない」
などと述べる施工関係者もいる。
山東省の半島新聞網などが報じた。

同鉄道では、10日に大風の影響で架線ショートが発生したことを「皮切り」に12日、13日にも列車が正常に運転できない事態が発生した。
14日には列車3便で故障が発生。
中国メディアも「5日間で故障6回」などと疑問の声を高めた。

それ以外にも、乗客が車内から携帯メールなどで情報を発信し、メディアが改めて鉄道部門に問い合わせる事態が続いている。
「カーブ区間で時速 40キロメートルの徐行を行い、車体が傾いたので、乗務員が『席を立たないように』と指示した」などの事態に対して鉄道部門が「故障ではない。正常な現象」
などと回答したこともある。

開業前までは、
「工事の元請け会社は国有企業であり、施工の質に大きな問題が出ることはありえない」
との説明だった。
しかし、故障の多発を受け、関係者による
「下請け業者は極めて多い。
すべての下請け業者が規則を厳格に守ったかどうかは、大きな疑問だ」、
「先進技術を多く使った。工事を監督する側も、先進技術に対する理解が不足していた」
などの指摘が目立ちはじめた。

相次ぐ故障という結果をみれば、
「工事に問題があったと判断せざるをえない」
などと述べる施工関係者もいる。
3月に「京滬高速鉄路」を巡る大規模な汚職があったことが明らかになり、中央政府・鉄道部部長も解任された。
そのため、業者指定のいきさつについても、疑問が持たれるようになった。

開業を無理に早めたことが、故障多発に結びついたとの指摘もある。
業界関係者の1人は匿名を条件に、
「当初は完工後の施設の点検に半年、試運転に半年の時間をかけるはずだった。
しかし、実際には半分以下の期間に圧縮された。
工期そのものも、短縮するよう求められた。
工事が間に合わず、試運転が始まってしまい、列車の走行をさまたげないよう、間を縫って作業することもあった」
という。
開業が当初予定よりも大幅に早まったことについて、関係者はこれまで「問題はない」などと説明していた。

「京滬高速鉄路」が開業した翌日の7月1日、北京を初めとして中国各地で「中国共産党設立90周年」の記念式典が行われた。







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